[新(真)ハーフレーンの魔術師!?]小原基樹解体新書 -The press of EHIME -

お疲れ様です。De:Lです。

久々The press of EHIME。なかなか更新できずに情けない。。。

今回のテーマは

小原基樹選手!!!

愛媛FC 小原選手リリース

唐山選手、石井選手に続いて、今季3人目の特殊フィーチャー選手です。


唐山選手と石井選手の解体新書については以下にリンクを貼っておきます。

他のThe press of EHIMEも機会があれば、見てみてください!!!


こちらの記事は、”5レーン”や”4(5)レイヤー”などの戦術用語やシステム略称を用います。

知らない単語がでてきますと、読みにくい部分もありますので、ぜひ下の戦術解説記事をご一読ください。


このthe press of EHIME2021は2021シーズンの愛媛FCの一戦一戦に注目し、よかったこと(Gpoint)と悪かったこと(Bpoint)をまとめ、その試合から愛媛が学ぶことを整理したうえで、特定の選手(FeturePlayer)や、戦術を取り上げ、愛媛の進化を読み解いていこうという完全個人運営のnoteとなっています。ここでの文章、画像、考え方は完全に私個人のもので、愛媛FCとの関連はないもとし、DAZN映像からの引用も含め、一切の商標利用はないことを宣言しておきます。


多彩な経験則

amazing reasonableness

  • 小原基樹[おはらもとき]
  • 生年月日:2000/3/9
  • 出身地:愛知県
  • 現所属:東海学園大学男子サッカー部
  • ポジション:MF
  • 2021/10/10 愛媛vs長崎 J初出場
  • 聖和学園高校出身

ざっと、プロフィールをまとめてみました。

彼の経歴を見る限りは、以前に紹介している唐山や石井のように、代表歴があったり、特筆したい成績があったり、ではないようです。

調べたところ代表歴はなく、地域選抜経験があるくらいでした。

(地域選抜といっても選ばれることは素晴らしいので、失礼ですが。。。)

加えて、彼はJユース出身ではありません。

いくら聖和学園出身とはいえ、個人戦術ほどチーム戦術が成熟はしていない模様です。

ただ、愛媛FCにきて、良くも悪くも?世界にその才能が見つかりましたねw

さらには、東海学園大学所属ということで、

現在愛媛FCに在籍中の榎本大輝選手の後輩ということになります。

その榎本大輝選手の弟の榎本啓吾選手とは同期になります。

低学年時からチームの中心として東海学園大学の躍進に尽力した二人のようです。

なお、榎本啓吾選手は来季から藤枝MYFCでのプレーが決まっています。

さて、彼の経験にはいくつか言及しないといけないことがあります。

彼のポジション遍歴についてです。

現在愛媛FCでの起用は

シャドーやインサイドハーフが中心。

しかし、振り返ってみると。。。。

ラランジャ豊川時(中学)→前目のポジション全般

聖和学園時(高校)→1.2年次攻撃的MF&3年次CB(キャプテン)

東海学園大学時(大学)→CMF(ボランチ)

愛媛FC時→シャドーorインサイドハーフ

どうでしょう?結構以外な並びだと思いませんかね?

聖和学園出身ということでテクニシャンで、ドリブル超すごい!かと思うと、

なんと聖和ではCBでキャプテン。どゆこと!?!?って感じですw

その上、大学でもボランチ起用が中心。さらに><!?!?!?!って感じw

高校の時のインタビューで見てみると、

「AS.Laranja豊川(愛知県)というチーム出身でしたが、そこでもドリブルが得意で、自分のドリブルがどれだけ通用するかを試したくて聖和学園に来ました。練習に参加してみたら『そこ来るか』というドリブルや、自分がやって来なかったボールの持ち方や仕掛け技があって、勉強になることが多かったです。自分も負けられないと思い、1年生の頃は特に自主練を頑張ってきました」
ヤンサガ(サッカー部員の本音が読める)

と答えており、元々はテクニックに自信のあるタイプだったようです。

しかし、大学時のプレー映像を見ていると、

高校年代ではどうやら、ドリブルテクニック以上に、パステクニックを磨いた模様。

CBとしても、ビルドアップ能力に優れた現代的な選手像を目指したようですね。

聖和学園というドリブルにこだわりを持ったチームで、パサーとして大成を目指すのは以外ですよね。

でも、聖和学園の考え方としては以下のような記事を見つけまして、、、

守備陣のパス能力は重要視していたようですね。

ちなみに高校年代のプレー映像はなかなか見つからなかったなんですが、

キャプテンとして聖和学園のPVにも出演しています

かっこえええええええええ!!!!!!!!


王道ボランチへの昇華

Jump up

さて、では実際にプレーに関して掘り下げていきましょう!!!

まずは彼の大学時代からの映像を振り返ります。

ありがたいことに、東海学園大学のサッカー部は東海学生サッカー連盟に参加しており、

東海リーグはさておき、東海学生サッカートーナメントの映像が残っていました。

それを参考に分析してみたいと思います。

CBとDMF

convert

大学時の残っている映像では、主に442(正確なフォーメーションが発表されているわけではないので定かではない)のボランチの位置かなと思われます。

ボランチと言われて、皆さんどんな連想をされますか?

愛媛FCはそういう意味では分かりやすいボランチがいますねw

なんともまぁ見事に正反対なプレースタイルなDMFが二人いますね。

田中選手は守備的。前田選手は攻撃的。単純明快に分けるとこうでしょう。

彼はどちらに分けられるでしょうか?どっちに近いでしょうか?

愛媛FCでの小原選手を見れば、十中八九前田選手寄りの攻撃的DMFとなるでしょう。

しかしながら、私は明らかに田中選手寄りの守備的な選手だと思います。

わかりやすいようにもう少し、この両DMFを言語化してみましょう。

前田選手はDMFとしては現代的。6人目の攻撃選手として数的有利を前線で作り出し、

攻撃することで守備になるタイプ。(もちろんこれができているわけではないですがw)

一方の田中選手は王道ボランチといったところ。かつてリベロとも呼称されたことを

体現するかのようなタイプです。攻撃にいっても常に守備でのリスクを考慮します。

つまり、リスクを冒す”程度”でグラデーションはありますが、DMFは分類できそうです。

そういう意味では、小原選手はリスクオフな選手。

東海学生サッカートーナメント決勝の静岡産業大戦を見ると、

前半20分40秒のシーン。

コーナーキックからのショートコーナーを受けます。

直後このクロスはキーパーにキャッチされるのですが、直後がすごい。

学生リーグレベルの地域トーナメントとはいえ、やはり決勝。

静岡産業大のGKから素早くリスタート。高精度なボールが出ます。

しかし、直後画面に映ったのは全速力で戻って確実に数的有利を作る小原選手。

10番というチームの軸的選手であるにも関わらず、

こういった泥臭くも必要不可欠なランニングができる。

素晴らしい守備意識の持ち主です。

CBを経験していることはこれ以外にも彼に恩恵を与えています。

それがチャレンジ&カバーの意識です。

サッカーのフォーメーションはGK同士を繋いだ直線を中心として、

左右対称に並びます。幾何的な長方形の性質に由来するとも言いますが。

したがって、あるポジションには反対側に、対になるポジションが存在します。

中心に立つ場合も、上下でセットなど。(例外はありますが)

対になることには意味があります。それがチャレンジ&カバー。

片方が片方を補うことで、対称性を逸脱したプレーが許されます。

片方がそのポジションを離れたら、もう片方が補完する。

サッカーにおいて超重要な概念です。特にこの概念を重視するのはDFです。

CB、もっと言うと、SB。補完が無ければ対称性を失った時点で即失点。

彼はそれを中盤にコンバートされても意識として捨てません。

ここでは、同じボランチの選手がリスクかけて、同サイド圧縮に参加し、相手のSBを抑えにいっているシーン。

ストーミング(狭いエリアに大人数でかかり、一気にそのエリアの主導権を得る)しています。

ここで、小原選手は相棒のリスクをケアしなくてはいけません。

したがって、この試合は右ボランチ起用でしたが、サイドに寄って、

さらに少し引き気味で対応しています。ナイスカバー。

変わってこちらは愛媛FCvs琉球の前半のセットした状態からの守備シーン。

皆さん、小原選手見てまず何思いましたかね。

こんなこと思うの僕だけかもしれませんが、まぁよく首が動きます。

シャドーの近藤はもちろん、藤本や2列目のメンバーの様子を逐一確認している様子。

"ここで自分が行ったら誰と連動できるか?"

"ここでいっても、誰かカバーできるか?"

”今は誰のカバーをすべきか?”

これも立派なチャレンジ&カバーの精神。

これは大阪体育大学との試合。

横からの画像で分かりにくいかもしれませんが、

非常に整った守備陣形ですよね。学生レベルとは思えません。

ゾーンディフェンスが主流の現代サッカーからしてみれば、正解的守備と言えます。

当の小原選手ですが、軽く下がってはいます。

さて、チャレンジ&カバーの精神があるということはその裏、

"チャレンジもカバーも必要ないときは対称性を重んじる。"

重要なことです。適正ポジションにしっかりと陣取り、相手に応じて動く。

冷静さも忘れません。なんでわざわざ切り抜いたかというとですね。

時間を見てほしいんですよ。これ前半とはいえ終了間際。

このあたりに人間の丁寧さがでるはず。その時間でもリスク管理と対称性。素晴らしい。

決して、体格にも優れず、対人能力が極めて高いわけではありません。

しかし、それでも守備がうまいと言われる要素が存在するのが、

サッカーというスポーツ。

彼は守備がうまいです。

パスとビルドアップの関係性

super passser

彼の守備意識。そして、チーム全体のバランサーであることはお分かりいただけたかと。

さて、この能力だけを考えれば、

"CBやれば?"

と普通発想するはず。ディフェンスがうまいならディフェンスをやるべきです。

まぁ、身体能力云々を鑑みると、SB辺りが最適性。もしくは3CB中央以外とか。

でも前述の通り、彼はボランチなんです。攻撃もします。

ではなぜボランチに置かれているか。

1.高い守備能力。

2.チームを整えるバランサー。

そして、3つ目。

3.高いパススキル。

この3つ目が守備的選手ではなく、ボランチ。

つまり彼を前めの配置にしていると考えられます。

ただ一重に”パススキル”と言いますが、これはどういうことでしょう?

・鋭く速いパスを出せる。
・受け手が動かないでも受けられる高精度パスを出せる。

もちろんこの2つはとても重要な要素。

しかし、そのスキルの核なる部分はそこではありません。

・広い視野を持ち、パスコース選択肢を常に複数用意する。
いつでもパスを出せるファーストタッチ(トラップ)ができる。
・パスした相手に複数の選択肢を与える。

この2つが私はパススキルの核だと考えます。

その点、彼はこの2点に優れたパサーだと思います。

こちらは東海学生サッカートーナメントの準決勝。

常葉大学戦。常葉大学には青森山田の全国優勝世代の炎のストライカー小松選手も。

前半4分のシーン。

右サイドにストーミングしていたところから、

クリアを受けて、味方がそのボールを回収。

ゴールに背を向けている状態で小原選手はボールを受けます。

常葉大学は442でブロックを敷いており、その2列目手前でボールを受けた小原。

即座に常葉大のボランチ2枚が中央を締めながらプレッシング。

しかし、クリアボールを拾っての二次攻撃。準備のできている味方は少ない状況。

目の前にいる14番は準備ができているも、敵ディフェンスの反応もしている。

ただその上をいく小原選手。

ファーストタッチが素晴らしかったおかげで、即座に反転してパスモーションへ。

この二人敵ボランチが締めようとしているパスコースを鋭いパスで通します。

この後、ボールを受けた14番は反転し、ゴールを決めます。

アシストになったわけですが、一連の流れが美しいゴールでしたね。

愛媛でのプレーでもそのパススキルが垣間見えています。

琉球戦、前半12分のシーン。

このシーンについては言及している人が多い、小原選手の良いところがでたシーンですね。

中盤の攻防から小原選手がボールを奪取。

前向きでボールを受けられるかつ、位置的に視野が広い高木選手を経由。

スイッチを入れます。

高木選手は小原選手へリターン。

逆サイドでは茂木と川村、アウトサイドレーンには内田もいたことから、

素直に振ってもよかったシーンではありますが、、、

当の小原選手はここでも美しいファーストタッチ&即座にターン。

藤本へのパスコースを確保。

加えて、先ほどまでの体の向き的にも茂木川村両選手にも気付いている様子。

藤本も同レーンにいますが、ドリブル方向は利き足と体の向き的に中央方向。

ダイアゴナルにドリブルすることで、うまくいけば2枚を引き寄せられるかも。

また小原選手の近くにいた3枚のうち少なくとも2枚は引き連れることに成功。

残りの1枚が逆サイドのサポートにいったとしても、

川村、茂木、高木の3枚と、合わせて数的同数の状況。

藤本の質的有利と、小原選手の動きだし、この二人のだけで、

倍の4枚を相手にすることができたわけです。

2人で4人対応を強いることができた。もうお分かりの通り、

他では愛媛の数的有利が必然的に起こります。

その後シーン。

カウンター自体は不発となり、琉球のディフェンスが完成し、

4レイヤーと5レーンが形成されます。された結果はこの画像通り。

すべて定義通りに引いています。わかりにくい人は以下の記事を。

さて、これを踏まえて、もう一度同シーンを考えると、

高木がうまくスイートスポット(サードレイヤーとハーフレーンの重なるエリア)に入ることに成功。

これができるWB(SB)はJ2の442にとても効果的。

京都の強さはここだとも言われています。

高木もいつもこの手のプレーをしているわけではありませんが、

小原選手の躍動がチームの能力を底上げしたようです。

藤本もレーンを横切る動き。マークを攪乱させます。

と、同時に、小原選手のパスコースを敵から隠しながら作ることに成功。

高木が抜け出すであろうポケット(敵SBの裏のエリア)に効果的にパスを出します。

速すぎず、遅すぎず、抜けてきた高木に選択肢を与えるパス。

これもパススキルの一つ。

ターンも余裕の絶妙パスで選択肢を高木に与えたことで、

シュートもクロスもあり得るシチュエーションを演出。敵は困惑。

最終的にはシュートを選択。サイドネット直撃の惜しい攻撃になります。

高い展開力

high skill to expand

ボランチは攻撃力特化で、前へ前へ向かうことだけが仕事ではありません。

チーム全体のバランスを守備時も攻撃時も整える必要があります。

ただこの能力は決してボランチ起用された選手が求められる能力ではありません。

同サイドに寄りすぎているな。

攻め急ぎすぎているな。

攻撃が単調になっているな。

選手各々がフレキシブルに判断し、行動することで、チームはより活性化します。

その点の小原選手のセンスがシャドー起用であっても出たのが磐田戦。

磐田戦では初ゴール(まぁとんでもないゴールでしたw)もあり、

そちらばかりフィーチャーされますが、

小原選手のチーム内での地位が、琉球戦以降一気に上がっていることにも注目すべきです。

攻撃に厚みを持たせ、うまく攻撃に多彩さを与えていた印象です。

前半21分30秒付近のシーン。

ここでは、ルキアンへのポストプレーから愛媛がボールを奪い、

高木が藤本に当てて、ロングカウンターをしようとしているところです。

ここで小原選手はアウトサイドレーンに陣取っており、田中が中央付近でフリー。

愛媛側が同サイドに4枚。磐田側が5枚で数的不利ですね。

ポストプレーからの落としをもらった小原選手。

藤本も背後のスペースを狙ってスプリント。高木、田中も前向きですね。

チーム全体が前のめりな状況。

一方で、以前周りには5枚の敵。画像左側の広大なスペースにも敵CBのカバーが来る。

全員の考えが一致していることから、一気に攻撃するのもあり。

一方、ここでハーフウェーラインで奪われると

ルキアンはじめ攻め残り組でショートカウンターを食らってしまうリスクも。

普通、チームの新人なら、

エースの藤本の指差し付きのスプリントにはリスクを考えず、パスを出しそう。

しかし、敵に藤本へのコースを防がれていると冷静に判断し、

敵を一枚交わして(素晴らしいアジリティ)、高木へのパスコースを作ります。

しかし、中へ入ったことで、3枚の敵にチェックされる危険性が。

実際、その3枚のプレスを受け、小原選手は大ピンチ。

周りを見ても、磐田のマークは整っているし、サポートもない。

これは「嵌められた状況」。

普通ならショートカウンターを食らうタイミング。

しかし、冷静な小原選手。

ショートカウンターのリスクを回避しつつ、

ノーマークの逆サイドへ展開。

それ以前に、3枚に囲まれながらも、鋭いボディフェイントで交わしきる能力。

圧倒的質的有利を魅せましたね。

逆サイドへ展開したことで、一気に磐田のディフェンス態勢は横に広がります。

おまけに磐田の攻撃陣は茂木と近藤が時間を低い位置で時間を作ったことで戻ってない。

一方で藤本と高木が高い位置を取ったことでディフェンスラインは下がって、

完全に間延びした状態。

小原選手してやったりで、間延びしたサードレイヤーでフリーで受けます。

恐ろしく完璧な流れ。

その後、ボールを運んだ小原選手は、今後何度も見ることになろう絶妙スルーパスを披露。

ハーフレーンへ走り込んだ藤本に通ります。

ハーフレーンとはいえ、ボールを出した位置としては、画像みてわかる通り、SB寄り。

したがって、SBとCB両方を藤本に引き付けることに成功したスルーパス。

おかげで高木には広大なスペースを作ることができています。

この後、愛媛は磐田を攻め立てますが、得点には至らず。

小原選手の良いところがふんだんに出た素晴らしいシーンだっただけに。惜しいです。

新ハーフレーンの魔術師

half rean maestro

さて、ハーフレーンで活きる選手たちってどんな選手だったでしょうか?

「選択肢が多い選手」です。

愛媛にもいますね。川村選手です。

選択肢が増えることで、ハーフレーンの恩恵を最大まで受け取れるのは彼らです。

2列目でも高い得点能力

味方の選択肢を増やすパス

二人の共通項ですね。

ただ川村選手はチームの大車輪。彼を超えることは容易ではありません。

川村選手の最大の持ち味と言ってもいい、”プレス強度”

特にバックプレスのコース取りのセンス、チーム最高速度での戻り。

他にできる選手はそうそういません。

その点、小原選手はアジリティには優れるも、

おそらくトップスピードでは川村選手に及ばない。

バックブレスになった時点でフィジカルギフテッドでない彼は負け。

そこで活きるのがやはりセンターバック経験。

ディフェンス時の予測と、適切なポジショニング、アジリティを活かして

二列のディフェンダーとして大成する可能性も大いに期待できます。

実際、大学でのボランチ起用ではそこが大きなポイントになっていたはずで。

近藤選手が二人になったと考えてみてください。怖いでしょ?

そして

なんといっても、磐田戦の得点シーンで魅せたドリブルとシュートセンス。

ツイッターでも話題になっていましたが、

磐田戦1得点目も似たような位置からの川村のゴールだったのですが、

川村は左足でゴールのニア側(GKからして手前側)を抜いたゴールでした。

そのおかげもあって、GKはニアへのシュートが脳裏にチラつくはず。

そのゴールを伏線として小原選手はファー側(GKからして奥側)を抜きます。

(つまりシュートコース選びも、もしかしたら小原の術中だったのかも。。。)

これら、圧倒的質的有利を作り出せる能力はハーフレーンでこそ活きると思われます。

現在もシャドーでの起用が中心になっていますが、

今後もこのエリアを主戦場として戦っていくことになるでしょう。

プロキャリアを今まさに歩み始めた小原選手を応援していきましょう!!!

先の話へ。

and....

さて、せっかく未来ある選手の話をするんだから、"先の"話をしましょう。

課題とその解決

problems

課題は単純明快。”オフザボールの動き”でしょう。

厳密な話をすると”攻撃時のオフザボールの動き”ですね。

これは琉球戦。60分のシーン。

川村がボールを奪取をし、右へ展開(高木方向)します。

この画像を見ると、小原選手はボールから離れるような動きをしていますよね。

これはオフザボールの動きとしてはあまり良くないと言えます。

状況を整理しますと、

相手陣地に侵入しているのはシャドーの二人。藤本が降りている状況ですね。

ロングボール後の反撃だったので、高木も内田も上がれていないです。

相手側を見ると、

4バックと中盤の3枚を合わせて7枚がディフェンスを整えている状態。

特にサードレイヤーも広がっていない状態です。

この様子を客観的にみると、おそらく選手たちが想定するシナリオは、

藤本、近藤が下がってきて高木と川村の4枚で右サイドで数的有利を作る。

相手の整ったディフェンスが全体的に右に寄った状態を作り出す。

その後、誰かを経由して逆サイドへ振りたい。

と言ったところでしょうか。

これは藤本と近藤、川村のサイド選択から判断しました。

複数のシナリオが他にも存在しているとは思います。僕には自然でした。

さて、となると気になるのは誰を経由するか。

そこで私は小原を選択したかった。田中、川村を経由してもいいですが、

サードレイヤーが広がっていないので、

おそらくしばらくすると、セカンドレイヤ-も狭まることが予想されます。

よって、小原は既に狭まっているサードレイヤーに位置せず、

セカンドレイヤーに降りてきて、内田と寄り密に連携することができると思います。

それ以外にも、

誰かと誰かのパスコースに入ってしまっていたり、

受けるには位置が悪かったり、

その先が見えないプレーを選択してしまったり、

もちろんこれらは小原選手に限った話ではありませんが、

やはりクオリティ高い選手である以上、期待してしまいます。

期待したい未来

future

期待したい未来。

それはこのフォーメーションを見ていただければお分かりいただけるかと。

石井快征(愛媛の大うつけ)ファンの皆さんお待たせました。

石井快征ゼロトップ(偽9番、フォルス9)です!!

石井ゼロトップの左IHが最後のピースだったのですが、そこに小原が見事にハマりました。

これは川井監督政権下に愛媛が目指した5レーン理論に裏打ちされた戦術。

それを体現するためのシステムとして最適解と思われます。

ディフェンス性能皆無の攻撃全振り男を最大に生かすには

攻守ともハイクオリティなインサイドハーフが必要不可欠です。

藤本、唐山(吉田や近藤)もWGを今季は何度か経験していることも追い風です。

当のインサイドハーフ。片方は川村で確定。

しかし、もう片方に、守備能力も高くチームの中心に据えられる選手はいなかった。

そのまさに最後のピースにハマると考えられるのが、小原選手というわけです。

どうですか、この前の並び。

強いかどうかはさておき、ファンサポーターとして、ワクワクしない人います?

石井が本当に羽を広げて輝いている。

そこに小原と川村が圧倒的クオリティでサポート。

5レーン理論を体現する最高のシステムだと思います。

いつかこんな並びがみれないかなぁ。。。。。

最後に

summery

読んでいただきありがとうございました。

小原基樹解体新書。お楽しみいただけたでしょうか?

このクオリティの選手が来年、ほぼ確定でいます。(まだ内定なんすけどw)

今年だけにとどまらず、来年も楽しみ選手が来てくれました!

愛媛で頑張ってもらうためにも、皆さん応援しましょう!

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