-[川井サッカーの申し子!?]石井快征解体新書- The press of EHIME NO.15

お疲れ様です。De:Lです。

お久しぶりの The press of EHIME ですねw

しばらく前からこちらのblog「INTELLESTS」へ移行した関係も相まって、なかなか更新できずで申し訳ありません。。。


前回の唐山選手についての解体新書は以下のnote記事に残っていますので、

ぜひご覧になってください。

noteアカウントリンク
The press of EHIME の過去記事についてはすべてまとまっています。


夏を前にして唐山に続いて、育成型期限付き移籍の加入選手がやってきました!!!

名前は石井快征(いしいかいせい)選手!サガン鳥栖からやってきます!

プロフィールを確認していこうと思います。

  • ポジション:FW
  • 生年月日:2000/4/2
  • 身長:174㎝
  • 体重:65㎏
  • 前在籍チーム:サガン鳥栖
  • ユース在籍チーム:サガン鳥栖U18-U15-U12
  • 代表歴:日本代表U15

今季の彼はサガン鳥栖では3番手から4番手辺りの選出率になっており、先発した試合はベンチ入りした7試合中1試合のみと、2020シーズンほどの活躍は見せることができていませんでした。

そこへ来ての愛媛への移籍は大きな話題となると同時に、サガン鳥栖の石井選手への期待度なんかも伺えます。

一方で、彼も選手生活三年目。サガン鳥栖の生え抜きで若いですが、愛媛にきた以上は助っ人として我々は見るわけですから、

育成型とは言え、結果が求められているのは間違いありません。

なんにせよ期待していますがw


石井快制のサッカー人生について

Ishii`s soccer life

サガン鳥栖の生え抜き選手として、2019年にトップチームでデビューすることになります。

初出場自体は2018年の5月に行われたルヴァンカップの長崎戦。

なんと彼はこの試合でトップチームデビューしたと同時に初ゴールを決めました。

さらにはドリブルでカットインして2点目につながるPKを獲得します。

その活躍で翌年のトップチーム昇格が決定。

またこの2点目にには彼の人柄も垣間見えるエピソードも混ざっていまして・・・

PK獲得後、ボールを持って、PS周辺に立っていた石井選手は、PKを蹴って自身2点目を取るつもりなのかと思っていると、

当時、同試合で横浜FMユースで同じく高校生ながらトップチームデビューの経験がある小野裕二(石井選手からすれば8個上の先輩)に対して

蹴ってください!

            長崎戦のPKシーン

とボールを渡したそうです。

より確率の高いキッカーを選択したようですね。

2020年になり、本格的にトップチームでも出場機会が増えた彼ですが、初得点は2020年の7月セレッソ戦になります。

この得点シーンについてもあとで振り返りますが、彼の良さが非常に光った一点でした。

またこの試合では先日の日本代表キリギス戦でRWG出場した坂本達裕選手も出場しており、

彼もこの試合ではJリーグ初得点を決めることとなります。

どこか運命的な二人ですねw


石井快征の戦術的特徴

tactics

彼の戦術的特徴を語る前に、

端的にどんな選手?
          端的にどんな選手?

という問いに答えてみます。


1.5列目の選手としてのセンス

彼は登録上はFWなのですが、そのなかでもOMFやSTのようなプレースタイルを好みとしているようです。

特筆すべきは彼のポジションセンスです。

類まれなテクニックとアジリティを持っている彼はそれだけ評価されることが多いですが、実はオフザボールで敵の嫌な位置に入り、ボール受けることが前提にあります。

裏抜けしたり、ポストプレーで楔を受けたり、といったタイプのFWではなく、

  • チャンスメイクを積極的に行うため、前線から降りてきて、味方を使う。
  • 敵の背後やバイタルスペースなどの狭いエリアでも細かく仕掛ける。

といったタイプの選手です。

海外で近い選手を挙げろと言われると、

少し前の選手になりますが、イングランド黄金世代の悪童ウェインルーニーや、

イタリアで活躍するメッシの後継第一候補アルゼンチン人パウロディバラなどが挙げられます。

元来、イタリアでは”ファンタジスタ”などと言われるポジションに近いのかもしれません。

明確なストライカーでもないし、明確なゲームメイカーでもない。

高いシュートテクニックと、センス抜群のパステクニック、仲間を助けるポジションセンス、

その全てを高いクオリティーで求められるタイプのプレースタイルと言えます。

もちろん、彼をこの二人と並べるのは、いろいろ烏滸がましい部分がありますがww

おそらく完成形はこのようなタイプと位置付けていいでしょう。


日本人なら、と考えると”香川真司”は筆頭格なのでしょうが、あえてJ2で探してみると、

山田康太(モンテディオ山形)

モンテディオ山形を圧倒的地位から牽引するプリンス”山田康太”を挙げましょう。

FWでありながら、そのパス能力やポジションセンスで、チームの攻撃のタクトを握る彼もまた石井選手が目指すべき一つの形なのかもしれません。


類いまれなポジションセンス

彼の戦術的特徴を端的に表した得点が2点あります。

そのうちの1点をここでは紹介しようと思います。

それが、「2020/J1/第7節 セレッソ大阪vsサガン鳥栖」です。

その47分のシーン。

このシーンでは、まず味方が右サイドからビルドアップするところから始まります。


最初は相手のディフェンスラインとほぼ同じラインに位置している石井。

相手のCBの片方にマークされている状況で、少し後ろに
DMFが帰陣しているのが見えます。

足の速い味方がボールから見て近いほうのハーフレーン(CBとSBの間)を狙って走り、オフサイドなしでディフェンスラインを下げることに成功します。


一気に下がるディフェンスラインですが、石井はなんと逆方向に動きます。

映像で見ると、”え!?”となるほど、明確に逆方向へ動きます。

おそらく、味方からのボールをサードレイヤーで受けようとのことでしょうが、

結果的にディフェンスラインから剥がれることに成功。


クロスを上げている味方には相手がSBとCBの二枚がいっている状況。

中は数的同数ですね。

しかし、逆サイドからやってきたLMFとLSBの味方二人は勢いよく入ってきているのに対し、

石井はかなりゆったりと入ってきます。


まんまとディフェンスラインはほぼゴールラインまで下がります。

ディフェンスラインが瞬間的に下がる
ということは
||
サードレイヤーが広がる


ことを意味します。

ここではPA付近で2vs1の数的有利を作り出すことに成功しています。


結果的に遅れて入った石井がマークを外し、フリーに。

こぼれ球を拾った見方から、優しいアシストをもらって、フィニッシュ!

この最後のシュートも、ここしかないという完璧なコースへ打って見せます。

彼のポジションセンスとシュートテクニックが垣間見えた素晴らしいゴールですね。

このゴールは最初に見たときは驚きましたね。

サッカーIQもさることながら、5レーン理論等の前提も持ち合わせている様子がわかるゴールです。

彼がそれを理解しているかは定かではありませんが、サードレイヤーの活かし方、遅れて入るセンス、素晴らしい才能と言えます!


スイートスポットとチャンスメイク

さて、彼の特徴を表すゴールシーンが2つあると前述したので、2点目もいきましょう!

2点目は、「2020/J1/第19節 サガン鳥栖vsFC東京」です。


まずこのシーンではFWの林大地が敵陣深くでボールキープするところから始まります。

手詰まりになり、空いている味方へ

その瞬間に石井は臆せずスイートスポットへ入ります。

ここでのスイートスポットは解釈としてこの赤い三角形内を指しています。

定義通りの明確なスイートスポットではありません。


その後、ボールを受けて、相手の2列目(MF)と3列目(DF)の間で二人につかれます。

しかし、ここからは彼の独壇場

実質的に4人以上につかれますが、持ち前のテクニックでボールをキープします。


数秒の間、右へ左へと、とにかく長い時間持つことで、敵の視線を自身に集めると同時に、

多数にマークされることで、明確なマーカーを決定させることなく、DF達の足を止めます。


3vs1であったとしても、奪われないテクニック。

そして、しっかりと視野を確保している顔の向き。

全てここまで完璧です。

画面上3枚、マークについていないすぐ横の選手も合わせると合計4枚を集めます。


そのままキープし続けたことで、サードレイヤーで味方が一人孤立しています。

しかし、ディフェンス側もマークが中途半端な状態である上に、

石井がドリブルの方向を少しゴールから離れる方向へ向けたため、注意が低まります。


その隙を逃さないのが石井。

孤立していた味方とワンツーをし、ゴールから離れる方向へ相手を引っ張ったことで、

ぽっかりと空いたサードレイヤーでフリーでシュートすることに成功します。

このシュートも完璧なコース。

これは正直、欧州でもそうそうお目にかかれないクラスのスーパーゴールと言っていいでしょう。

シュートテクニックはさることながら、圧倒的な質的有利を作り出すドリブルテクニックと、敵に安易にスペースを作らせてしまうドリブルセンス。

どれをとっても、素晴らしすぎる、100満点、いや1000満点の得点と言えます。


愛媛FC選手とのシナジー

fution

さて、石井快征選手。いかがだったでしょうか。

今季はなかなか活躍とまでは行けていませんが、やはり素晴らしい選手であることには違いありません。

最後に少しだけ愛媛FCの活躍について考察してみましょう!


相性の良い選手

まず、直感的に森谷と前田は相性いいでしょう。

ハーフレーンなど、選択肢の多い場所にいるときに、適切にサポートしてあげることで、最大限彼のテクニックを生かせそうです。

また、パスの精度やアイデアや引き出しの多さを鑑みても、彼等二人は相性いいと思います。

また、相棒としてのFWは、裏抜けタイプでもポストプレータイプでもなんでもござれだと思います。

彼のプレースタイル上、万能という言葉がそのまま当てはまるくらいなので、

必要以上に降りてくるタイプのFWでなければ(つまり、ディフェンスラインを下げて、彼にボールを持つスペースを作ってくれるタイプのFWであれば)、最高ですね。

あえて挙げるとすると、高い位置からディフエンスでき、ポストプレーでディフェンスラインを適切にコントロールしてくれる吉田は最高の相棒かもしれません。

さて、では最後に、おそらく最適解になるのではないかという私のフォーメーション予想をして、終わりたいと思います。

こちらで予想してみました。

まぁ、たぶん強いですww

石井とシナジーの良さそうな吉田と前田を先発。

前田先発につき、守備時5バックの前田式可変システムを採用するため、LMFは忽那を先発。

前野のクロスを生かすため、対角に藤本を採用。川村とのシナジーも良さそう。

CB二人は高さと速さを取って池田浦田コンビ。

ベンチは基本は安定択としていますが、唐山はぜひスーパーサブでバンバン点とってほしいところ。

さぁどうなるのか!楽しみです!!

最近残念な結果ばかりの愛媛ですが、やっていることは間違っていない。この上なく、魅力的な戦術。

ぜひ、大成してほしい。

来節は北九州戦。何としても勝利を!!!

本記事の作成にあたって、以下の記事を参考にさせていただいています。

ありがとうございました。

ご一読ありがとうございました!!

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